風が吹くとき

サヨナラセカイヨ　僕の影はそうつぶやき

別れも告げずに　高く舞い上がり飛んでく

愛しみはどこだ　許されぬ僕らただ眠る

変わらないセカイ　変わらない僕が

ほらそこで見てるよ

サヨナラセカイヨ　地を目指し鳥がささやく

赤い目で僕を　見つめ大地へと　沈んだ

愛しみはどこだ　許されぬ僕らただ眠る

変わらないセカイ　変わらない僕が

ほらそこで見てるよ

サヨナラセカイヨ　傾いた空が唄うよ

嵐が来てるよ　立ち尽くすキミはどうする？

愛しみはどこだ　許されぬ僕らただ眠る

変わらないセカイ　変わりゆく僕が

ほらそこで見てるよ

夜が終わる

音もなく　流れてく青に

ひとしずく　揺らめく光

それは遠く　瞬間の記憶

消えてゆく　この夜と共に

夜が終わる

僕はどこに帰るのか

目を閉じれば

また会えるのでしょうか

夜が終わる

キミはどこに帰るのか

目を閉じても

一人きりコトバもなく

「Winter」

終わりかけの　

冬の朝日は雲の中踊る

そこにいたんだ

漂う煙　僕は立ちすくむ

白い日差し

音も立てずに国境を照らす

こぼれそうな薄日の中

そっと消えないで

声もかけずに

僕らはただ手を伸ばして

不確かなものを追いかけ生きてゆくんだね

この手はまだ離さないよ

遠い空の下旅する君へ届くよう

飛び交う未来　嘲るようにきらめく

冷たい風に　霞んでく煙

白い光が僕の目を焼いて笑う

手を叩いて呼ばないで　まだ終わりにしないで

僕らはただ手を伸ばして

不確かなものを追いかけ生きてゆくんだね

この手はまだ離さないよ

遠い空の下旅する君へ届くよう

「Ｓｈｅｒｒｙ」

裏切られた日々と言って

横顔で彼女は笑う

春の匂い運ぶ風が

強く吹く晴れた日のこと

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ Lue

Oh, Sherry dear

Good bye good bye

唇を強く噛んでみた

血の匂いが広がるだけ

ねぇ、神様はいない

青い空　彼女は消えた

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ Lue

Oh, Sherry dear

Good bye good bye

でも踊り続けるよ

Yeah,Marlboro boogie

僕らの旅は続くよ

ねぇ、悲しくない

僕らは忘れてゆく

ねぇ、日々が過ぎて

君が居た匂いも消えた

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ

Oh, Ｓｈｅｒｒｙ Lue

Oh, Sherry dear

Good bye good bye

黄昏の歌

絡みつくよな静寂に
僕の世界　塗りつぶされ
沈みゆく街の真ん中
昇るはずの日を待ってた

満たされ続ける
日溜りのような物語
流されぬよう
この目を差し出すよ

遠く耳を澄ませよ
響く黄昏の音
返す歌は僕の鼓動
ここで鳴りやまぬ

鐘の鳴る音

世界の終わりを告げるよ

暗闇でさえ

この胸をたたくよ

遠く耳を澄ませよ

響く黄昏の音

返す歌は僕の鼓動

ここで鳴りやまぬ

変わらぬ空

答えはない

だから僕は

「聞こえてんだろ」

かすれる声

凪いでゆく海

だけど僕は

ただ唄うよ